カテゴリ:シチリアの旅'10( 11 )

夏のシチリアを巡る旅⑪

夏のシチリアを巡る⑩はこちら


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2010年7月11日(日)




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ビュッフェスタイルの朝食。


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生ハムとバゲットがすごく美味しかった記憶があります。


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チェックアウトして外に出ると、昨日とは打って変わってたくさんの観光客が。


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抜けるように青い空。山のてっぺんだからか、ものすごい開放感!空と海の堺が交じり合っています。


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崖っぷちにあるのはノルマン城という12~13世紀に建造されたお城。晴れた日にはチュニジアまで見渡せるらしいです。ってことはこの日は見れたのかな??

・・・憶えてない(汗)


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トラーパニでも見たように、ここにもアラブ風の建物。


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かわいいトカゲ発見。


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眼下に広がる街並みがトラーパニ。

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美味しそうなお菓子!!のロウソクです。遠目から見たら本物と間違えそうなぐらい。


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お昼ごはんは町中のレストランで。小エビのカクテル。


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ボッタルガと海老のパスタ。

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魚介のクスクス。濃厚な魚介スープをクスクスにかけながら食べるのですが、これが美味しい!!私はクスクスがあんまり好きじゃないのですが、これはまた食べたいな~と思ったぐらい素晴らしいお味でした。

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エリチェを満喫した後はシチリアとはもうお別れ。ローマに戻るため、パレルモ空港へ向けて出発です。
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by porca | 2011-06-21 22:03 | シチリアの旅'10 | Comments(2)

夏のシチリアを巡る旅⑩

夏のシチリアを巡る旅⑨はこちら



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2010年7月10日(土)




さて、今から山の上にそびえる天空の町Ericeエリチェを目指します。
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標高750メートルの所にあるので山の麓からはロープウェーが運行しています。私たちはロープウェーを尻目に、車で曲がりくねった山道をぐんぐん登っていきます。


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見てください、この見晴らし!最高!!


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町中を散策。


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静かで人の気配がない・・・


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かわいい柄のタイル表札。


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ほんとに誰もいない。中世にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。


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水道メーター?かっこいいのでパシャリ。


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小さな広場に出ました。どうやらここが町の中心。


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メインストリートの一部。さすがにこの辺は観光客らしき人がそぞろ歩いていました。


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ここにそびえ立っているのは鐘楼。隣には教会があります。周りがかすむぐらい霧がでてきました。標高が高いので半袖では寒いぐらい。あわてて長袖を準備。


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日が暮れて怖いくらい幻想的な雰囲気に。現実なのか非現実なのかわからなくなるぐらい。。。


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さて、ここで本日の宿のご紹介です。

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町のはずれにあるIl Carmineという宿。


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エントランスを抜けると中庭があります。


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ここが普通のホテルやB&Bとちょっと違う点は、1423年からある修道院をリノベーションして宿泊施設にしているところ。部屋がある2階はこんな風な造りになっていて、修道院時代の名残満点。


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天上の装飾が美しいです。


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お部屋はシンプルでかわいい感じ。バスルームも広くてとても綺麗でした。
これで70ユーロ(ダブルルーム・1泊朝食付き)はなかなかリーズナブルです。




■Il Carmine
Piazza Del Carmine 23, 91016 Erice
ホームページ(伊語/英語)
私はこちらのサイト(Booking.com)から予約しました




夏のシチリアを巡る旅⑪へ続く。。
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by porca | 2011-06-18 20:52 | シチリアの旅'10 | Comments(0)

夏のシチリアを巡る旅⑨

宇宙の彼方まで忘れ去られたであろうシチリア旅行記の続きです。記憶があいまいな部分がありますがお許しください。。。



夏のシチリアを巡る旅⑧はこちら


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2010年7月10日(土)


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Villa Trigonaでの朝食。バイキング式だったのですが、私のお皿フルーツばっかりですね。


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チェックアウトして、目指すはここから約250km離れたシチリア島最西端の町Trapaniトラーパニ。ここはモンゴルか?と思うような荒涼とした風景が広がります。モンゴル行った事ないけど・・・


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アウトストラーダ(高速道路)をかっとばし、昼過ぎに到着です。高速道路なのになんと無料でした。たまたま無料区間だったのかも?車もほとんどいないし、走行は快適そのもの。イタリア人の運転は荒いとさんざん聞かされていてものすごくびびってたのですが、シチリアに関しては全然そんなことなかったです。パレルモなどの街中だとまた違うのかもしれませんね~。


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Trapaniトラーパニの旧市街。

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海を渡ればおよそ200kmでアフリカ大陸(チュニジア)ということもあってか、どことなく異国情緒が感じられます。そして日差しの強さが半端ない!


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お昼を食べに入ったトラットリア。

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店員さんがびっくりするぐらい愛想がなかったので少々不安が頭をよぎりましたが、そんなことは杞憂に終わりました。

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魚のフリット。うまい。

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ボンゴレ・ビアンコ。今までの人生で一番の美味しさ。見てください!このアサリの盛りを。濃厚な味が忘れられません。

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これ何だったけな~・・・porcoが食べたネジネジパスタ。

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大満足でお店を出て、ジェラッテリアへ。以前イタリア本土へ行った時も思いましたが、ジェラート屋はハズレがなかったような気がします。たいていどこも美味しい。それにしても写真右下から2番目のモカ色のジェラート、も、盛りすぎやしませんか・・・?

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トラーパニでは苦い思い出も・・・なんと、駐禁とられました。シクシク。
40ユーロぐらいだったかなぁ・・・パーキングエリアに停めたのですが、チケットを買うようなところもないし無料かな?と思ってたら、そこは1時間だけ無料の駐車場だったようで・・・そんなのしらん!駐車のルールが複雑で旅行者にはわかりません!警官も同情してくれましが、きっちりお金はとられました。こういう所はきちんとしているイタリア人。
駐車の仕方については、今後旅行される方に役立つように旅行記の最後に詳しく書こうと思っています。

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美しい海を見て忘れましょう。。。


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トラーパニは塩の生産地としても有名で、海沿いに車で20分ほど行ったところに塩田があります。

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船で塩田を見て周るツアーもありました。

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これが塩田。場所によってはオレンジががって見えたり、なかなか興味深い。

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この後は、この山の上にそびえる天空の町Ericeエーリチェを目指します。今回の旅で私が最も気に入った町。雲がかかっていてすでに神秘的。


夏のシチリアを巡る旅⑩に続く。。。
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by porca | 2011-04-22 00:10 | シチリアの旅'10 | Comments(2)

2010 シチリアを巡る旅⑧

シチリアを巡る旅⑦はこちら


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7月9日(金)


チョコレートの町モディカを後にし、ここから100kmほど北西に位置するpiazza Armerina ピアッツァ・アルメリーナという町を目指します。

その前にモディカからすぐ近くのRagusa ラグーザという町を見に寄り道。町全体の風景が素晴らしいとのことで一目見てみたかったんです。何気ない道を車で走っているとふいに谷の合間にぽっかり、石灰岩の上にそそり立つ町並みが出現。あまりの迫力に思わず声を上げてしまいました。ひゃ~すごい!

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世界文化遺産に登録されているラグーザ。その遠景


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果てしなく広がる丘陵地帯をひた走る・・・

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あっオリーブ畑!



幹線道路をすっ飛ばし夕方、本日の宿Villa Trigonaに到着。ピアッツァ・アルメリーナの町の中心からは2~3km離れた、周りにはなーんにもないような田園地帯にありました。これこそレンタカーの旅の醍醐味。

Villa Trigonaの看板の横には大きな門がどーん。中の建物が見えないほどの広さそのそばにはインターホン。これを押すのかな?とりあえずピンポーン。すると、ゴゴゴと音をたてて自動的に開いた!おどおどしながら車を進めて、すぐ脇のParkingと書いてある砂利地に車を止めました。


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門の内側から撮った写真です。正面に小さく見えるのがメインゲート。左横の黒っぽいのが私たちの車。

砂利道を歩いていくと建物が見えてきて・・・はじけるような笑顔でマダムが出迎えてくれました。チェックインして部屋へ案内してくれたのですが、2室のうちから好きな方を選ばせてくれました!今日は空きがあったようです。
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壁の鮮やかなブルーが気に入ってこちらの部屋に。
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部屋に辿りつくまでにこんな感じの応接間やリビングのようなスペースがたくさんありました。家具や調度品はどれも高価そうなアンティーク。元はシチリア貴族の住居だったらしいです。なるほど。


Trigonaでは要望があればディナーも提供してくれます(要予約)。夕食は20時からとのことなので、外に出てお庭の散策開始。もやは広大すぎて、森と呼んでもよさそうですが・・・
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謎の植物

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クジャク発見!羽根は広げてくれませんでした~残念。でも、なんでクジャク・・・?貴族だから?

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イチジクの木。実も成っています。

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それにしても静かで気持ちいい~。癒されます。

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散歩の後は部屋に戻って少し昼寝zzz...



20時ごろ待ちに待った夕食を取りにテラスへ出て行くと、年配のカップルが一組テーブルに着いていました。テーブルは2つ。どうやら今日の宿泊者は私たち2組だけの模様。 

「Buonasera ボナセーラ」と挨拶をして私たちも席に着くと、そのカップルが話しかけてきてくれてました。お二人はニュージーランド人で、今年定年退職してヨーロッパを1ヶ月かけて旅行中だそうです。とってもフレンドリーなご夫婦で、たくさん話をして、私がニュージーランドに行ってみたいと言うと「ぜひぜひいらっしゃい!」と住所や連絡先を書いて教えてくれました。本当に良い人達だったなぁ。


さて、食事。あの笑顔で迎えてくれたマダムがなんとシェフでした。料理はこれぞシチリアの家庭料理といったかんじ。少し内陸に入るだけで、今までの魚介中心だった食事とは全く趣が変わります。少しトスカーナっぽいかな?


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ブルスケッタ2種。トマトの甘いこと!

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フルボディのワイン。これはすごかった。美酒。

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インゲン豆のオムレツ

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おつまみ的なドライトマトとアーティーチョーク

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ピスタチオのパスタ。濃厚でおいしい!

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牛ステーキのトマト煮込み。もうこの辺からギブアップ気味です・・・

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まだ出てきます。野菜のグリル

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アーティチョークのペースト?パンにつけたりせずそのまま食べるそうです。お腹いっぱいすぎて一口しか食べれなかった・・・

最後にドルチェ(たぶん山羊のミルクのプリン)が出てようやく終了。それにしてもものすごい量で・・・美味しかったんだと思うんですが、味をほとんど覚えていません!ショック!
でも時間に縛られることなくお庭で取る食事は最高です。

時折「ベーッッ!!」と形容し難い声&大音量で鳴く動物(たぶんクジャク)にもウケました。


その後もあまり記憶がなく。きっとすぐに寝たのでしょう。。。




シチリアを巡る旅⑨に続く・・・
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by porca | 2010-09-28 00:03 | シチリアの旅'10 | Comments(6)

2010 シチリアを巡る旅⑦

更新が遅くなりすみません。もう忘れ去られているかもしれない、「シチリアを巡る旅」の続きです・・・久しぶりのくせに長文です・・・


シチリアを巡る旅⑥はこちら


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7月9日(金)

朝8時前、お世話になったL'Approdo delle Sirene B&Bをチェックアウト。
今日はレンタカーを借りて、ここシラクーザから南西に1時間半ほどの距離にあるModicaモディカという町へ向かいます。

日本から予約していったHertzのレンタカーオフィスは、宿泊したB&Bの角を曲がったすぐの所にありました。

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3日間お世話になるFIAT panda君。私はマニュアル車の免許を持っていないので、運転は夫が担当です。地図とにらめっこしながらシラクーザの市街地を抜け、まるで高速道路のように大きな幹線道路をひた走り無事モディカに到着。

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急斜面に建物がひしめきあい、眼前に迫ってくるような町並みは圧巻!

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オレンジ色のテントが印象的なメルカート(市場)



ここモディカまでやってきた理由は、今回の旅の目的のひとつである「Antica Doiceria Bonajutoアンティカ・ドルチェリア・ボナイユート」を訪問することにありました。現在ポルコバッチョで取引・販売させてもらっている老舗のチョコレート店です。

11:30にシチリア在住のイタリア語通訳者Kさんと待ち合わせ、ボナイユートを訪れます。事前にアポイントを取っておいた4代目社長のRuta氏が快く出迎えてくれました。

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お店の外観

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店内

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ポルコバッチョでも取り扱わせてもらっているチョコレートが並んでいます。
試食用のチョコも山盛り!

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チョコレートの他にも数種類のお菓子が。こちらは見た目はオリーブそっくりのマジパンでできたお菓子。オリーブオイルに漬けているのでオリーブを甘くしたような不思議な味!

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店内ではカンノーロというリコッタチーズとピスタチオのクリームをサクサクの生地で巻いたシチリアのお菓子をその場で作ってくれて食べることができます。


さて、モディカは”チョコレートの町”といわれるほどチョコレートショップが多く点在し、Ruta氏によると現在なんと45社もあるそうです。

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町の案内図もチョコレート色!


そんなモディカのチョコレートは、16世紀にアステカ(現在のメキシコ)とシチリアを征服統治していたスペイン人によって伝えられた、原材料はカカオ、砂糖、スパイスだけという伝統的なレシピで作られてます。砂糖が乳化していない、ざらざらジャリジャリとしたチョコレートらしからぬ食感が特徴。

もともとアステカではカカオとスパイスのみで作られていたそうですが、スペインに伝わった時に砂糖を入れる今のレシピになったそうです。当時カカオは苦~い薬としての役割を果たしていたんですねー。

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カカオ。1人あたり1日に約4kgものカカオの皮を手作業で剥いていくそうです。

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これは1960年代まで使われていたカカオ用の石臼。石の下に石炭を置いて加熱し、カカオに含まれるカカオバターを溶かし、石棒でご~ろご~ろカカオを挽き、手作業で40分かけてペースト状に加工していたそうです。

今は機械式の石臼を使っているそうですが、摩擦の力で35℃ぐらいの温度になるので加熱する必要がないそうです。

その石臼でひいたのち、塊になったものを45℃に温め、砂糖とそれぞれのフレーバーのスパイス(バニラ、シナモンなど)を加えて撹拌するだけ。この製造工程のシンプルさが、カカオのもつ300種類ともいわれる香りを最大限に引き出しているのです。


”一般的に工場で大量生産されているチョコレートは油脂が入っているけど、どんな種類の油が何%入っているか明記する必要がないので、クオリティは不鮮明だ ”という話を聞き、一瞬”食の安全”という言葉が脳裏をよぎってしまいました・・・。

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成型前のドロっとしたチョコレート

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型に均等に入れていきます。

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砂糖のざらざらがまだ残っている状態

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職人さんが木枠をガタガタガタと小刻みに揺らすと・・・


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あら不思議!なめらかなチョコレートに変身


おそらくボナイユートの看板商品で、ポルコバッチョでも1,2位を争う人気のバニラ味とシナモン味ですが、この2種類だけなぜかかなり厚めの板状で、少し食べにくいとのお客様からのご意見を頂戴していました。

そのへんのことを尋ねてみると、この2種類は1880年の創業当時からある商品で、その当時はチョコレート=お菓子ではなく、チーズのように削るなどして料理の食材の一部として使われていたんだそうです。ウサギのチョコレート煮(!)など・・・シチリアでは大事なエネルギー源のひとつだったとのこと。

そのため食べやすさや見た目の良さなどは優先されず、大きな板状になった。あの形にはきちんと意味と歴史があったんだと、100年以上前の生活の様子をいろいろと想像してとても感慨深い気持ちになりました。


モディカだけで45社もあるチョコレートメーカーの中で、ボナイユートが地元の人々や観光客からも愛され続けている理由は、まず原材料の品質に対するこだわり。

アフリカにカカオの自社農園を持っていますが、もともとアフリカのカカオは質があまり良くなかったらしいのです。そこで現地と密にコンタクトを取り協力しあって栽培過程を厳重に管理し、徐々に良い品質のものを作れるようになったそうです。

カカオは質の悪い種だとローストの時間が長くかかり、質の良い種だと短くて済むので、環境(公害)にも配慮できるとのこと。

そしてRuta氏のチョコレートへの情熱と真摯で真面目な姿勢。お客様と信頼関係を築き安心して召し上がってもらうためには、生産過程を伝えることが一番大切、と。
この日もひっきりなしにお客さんが訪れていました。

私たちもRuta氏の熱心なお話を聞くことができ、本当に本当に勉強になりました。シチリアまで来なければ絶対に得られなかったものです。そして的確に素晴らしい通訳をして下さったsiciliacomeのKさん、本当にありがとうございました。

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真ん中が社長のRuta氏。スタッフとともに。



近年の技術の進歩で、独特の食感のチョコレートをよりなめらかに作れるようになったそうです。試食させてもらうと今までのものより確かに舌触りがなめらかになっています。

フレーバーも増え、レモンやカルダモン、黒糖入りなど・・・新作を今年の秋・冬には日本のお客様にもご紹介できると思います。伝統的な製法を守りながら常に進化し続けるボナイユートのチョコレート、ぜひ楽しみしてお待ち下さいね!



⑧に続く・・・
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by porca | 2010-09-05 19:20 | シチリアの旅'10 | Comments(4)

2010 シチリアを巡る旅⑥

シチリアを巡る旅⑤はこちら


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7月8日(木)


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シラクーザ滞在2日目のB&Bの朝食。豪華なビュッフェ形式でした。実は昨日の晩ご飯は抜きだったので(ランチがもの凄いボリュームだったので全くお腹が減らなかった)、朝食はがっつりごちそうさま。モチモチのパン美味しかったなぁ。

写真右上の階段を上がるとテラスに出られます。室内ルームからも一面海が見渡せますが、さらに眺め良し。このテラスにも席があったことを食べ終わってから気づきました・・・時すでに遅し。あーテラスで食べたかった。ちなみに旅日記①のトップに載せている写真は、このテラスから撮影したものです。





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旧市街の中心にある立派なドゥオーモ(大聖堂)。内部はひんやり、荘厳な雰囲気。

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島の先端にあるマニアーチェ城。1200年代、シチリア王国の王によって建てられたそう。
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旧市街散策。
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インフォメーション前になぜか隈研吾(建築家)氏の作品がぽつねんと置いてありました。ポリカーボネートで作られた古田織部(茶人)の茶室だそうです。しかも可動式。多治見からはるばるやってきたらしい。説明書きを読むまでまさかこれが茶室とは思わなかった・・・内部はかまくらのような感じだったので。


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路地裏にセンスある食材屋を発見。

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食材はほぼ試食させてくれて、丁寧に説明もしてくれます。オリーブオイルとハチミツを数種、ニンジン&オレンジのペーストを購入。どれもとても美味しかったので自宅で使うのが楽しみ。

こちらのスタッフの女の子がとてもかわいらしくて素敵な人でした。ヴェネチアの大学で3年間日本語を学んだそう。シラクーザでは不思議と日本に縁があるなぁ。他にも気になる食材がいっぱいの、洗練されたこだわりのお店でした。ディスプレイの仕方など学ぶところたくさん。今回の旅で訪れたお店の中で一番のお気に入りかもしれません。

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◆OLIVE
Via cavour 27, Siracusa
Tel. 0931 1854246
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お昼ごはん
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ムール貝のスパゲティ
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ウニのスパゲティ

言わずもがな、絶品。魚介最高。アンティパストに注文したタコのマリネもすごく美味しかったのですが、写真が行方不明・・・レシートも紛失・・・ビールと水も頼んで確か40ユーロぐらいでした。

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◆Il Veliero
Via Savoia 6, Siracusa
Lunch 12:30-14:30
Dinner 19:30-23:00
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午後はまたひと眠りしようと思い宿に戻ると、レセプションには若い男性がいたのでBuon giornoと挨拶をすると、あっ、と思い出したように話しかけられました。
「あなたの荷物のことだけど、今ローマにあるそうです。ただ自動対応の電話だったから(たぶん遅延証明書に書かれている荷物番号を入力して居場所を探すというシステム)、もう一度オフィスのほうに掛けてみてちゃんと確かめますね。」

またまたなんていい人なんだーと思っていたら、なんと昨日の女性オーナーの息子さんでした。ロストバゲージのことから話が広がり結局1時間ほど、とても有意義な話をすることができました。近くピッツェリアをオープンさせるそうで、ゆくゆくは寿司屋も経営したいそう。見るからにいい人オーラが漂うとっても物腰の柔らかい紳士でした。


・・・それにしてもスーツケース、結局ローマにあるの?!


そういえば加入した海外旅行保険に手荷物遅延時の補償(2人で10万円まで)が含まれていることを思い出し、条件を満たしていることも確認したのでここぞとばかりにスーツケースを購入しました。ついでに服と下着も買い足し。保険入っていて本当に良かった。というかもっと早く思い出せばよかったな~。



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今日でシラクーザともお別れ。観光地のはずなんだけど全然観光地っぽくなくて、静かでのんびりしたいい街でした。人々が本当に親切。夜でも危険な雰囲気は全く感じられないほどでした。

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やっぱり今日もお腹が減らなくて、夜は軽めにピッツァ。でも全然軽くなかった。巨大なピッツァに二人とも完敗。料理はよっぽどの事がない限り残したくないのですが、はしっこの生地が分厚いところがどうしても、どーしても食べきれなかった・・・。
石窯焼きではなかったですが、さすがたっぷり乗ったモッツァレラチーズとトマトソースは美味しかったです。
マルゲリータ一枚6ユーロ。安い。



ホテル情報
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◆L'Approdo delle Sirene B&B
Riva Garibaldi 15, Ortigia, Siracusa
Tel. 0931 24857
ホームページはこちら(英語/伊語)

すべてが最高のB&Bでした。
なんといっても親切でフレンドリーなオーナー親子の人柄につきます。
シラクーザ滞在の際はぜひ泊まってもらいたいです。
予約後に知りましたが、ヨーロッパの素晴らしいB&Bトップ10に選ばれたことがあるそうです。





⑦に続く・・・
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by porca | 2010-07-23 11:13 | シチリアの旅'10 | Comments(4)

2010 夏のシチリアを巡る旅⑤

夏のシチリアを巡る旅④はこちら


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7月7日(水)続き

はちきれそうなお腹をかかえてレストランを出たのは14時ごろ。シチリアではたいていのお店が13時から16時ごろまで長い昼休みをとります。家に戻ってお昼ごはんを食べ、昼寝をするそうです。うらやましい~。

なのでその時間帯はまるでゴーズトタウンのように街中はひっそり・・・それ以上に、暑さと強い直射日光でとても街歩きなど出来ないので、私たちも一旦宿にチェックインして休憩タイムです。

今日の宿L'Approdo delle Sirene B&Bは、オルティージャ島を入ってすぐそばの海岸近くにありました。

一見ふつうのアパートの門を入って階段を上るとそこがレセプションになっていました。チェックインを済ませ、気さくで親切な女性オーナーが町の見どころや美味しいレストランを教えてくれます。

私たちがロストバゲージに遭ったこと、見つかれば電話をすると言っていたけれど、まだ連絡がないことを話すととても心配してくれて、「私が直接電話してあげる!」と空港へ電話を掛けててくれました!しかし話し中だったようで、「繋がるまで掛けるから、荷物のこと何か分かればあなたたちに伝えるわ!」と、オーナーのなんとも頼もしい優しさにじ~ん・・・


シンプルでかわいいお部屋。ソートパソコンが置いてあり無料で使い放題でした。
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リモコンで開閉する天窓とブラインドがついていました       センスのあるアメニティ


しばしお昼寝~~。。。




目覚めるともう17時すぎ!いそいで準備をして街に出ます。
まず必要な歯ブラシやコンタクトの保存液を買いに行かなければ!

小さい日用品店?のようなところで歯ブラシと歯磨き粉を購入。続いて薬局にコンタクトの保存液を買いに行きますが置いていないらしく、メガネ屋に行けとのこと。薬局では日焼け止めを買いました。メガネ屋で無事保存液もゲットして一安心。

そうだ、メイク落としを買わなければ。薬局のすぐ横の化粧品店に行きます。
メイク落とし・・・イタリア語でどう言うんだろう?イタリア語を少し話せる夫も首をひねる。持ってきたイタリア語会話帳に載っていた。crema detergenteと言うらしい。

「crema detergente(クレーマ デテルジェンテ)ありますか?」と聞くと店員のお姉さんも首をかしげる。すぐに、「ああ!メイク落としね。イタリアでは一般的にlatte detergente(ラッテ デテルジェンテ)と言うのよ。」と教えてくれました。なるほど。商品の特徴を丁寧に説明してくれて、安いロレアルのものをゲット。

このお姉さん、手首に「力(チカラ)」とタトゥーを入れていたので「わ~日本語だね!」と言うと、意味を教えて!と言われ説明。 (意味知らずにタトゥー彫ったのか!しかしなぜ力・・・?)日本の文字にとても興味があるようで、自分の名前のクララを日本語で書いて欲しいというのでひらがなで書いてあげるとすごく喜んでくれました。

なんとタトゥーは自分で彫っているそうです。そのうち”くらら”も体の一部になるのかな・・?

他にもマンガやアニメの話で盛り上がり。お客さんのおばさんもアニメの話になると輪に入ってきたので、日本のサブカルチャーがシチリアでもこんなに認知されているとは!と驚きでした。

夫のヘアージェルも買ってお店を後にし、ZARAで服や下着を買ったりしてとりあえずの買い物は終了。

店探しでかなり時間を取られてしまったのでもう20時近くになってしまいました。なんでも揃う日本のドラッグストアは素晴らしいな・・・と改めて実感。

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夜の街は雰囲気があってとっても素敵です。



⑥に続く・・・
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by porca | 2010-07-21 00:33 | シチリアの旅'10 | Comments(0)

2010 夏のシチリアを巡る旅④

夏のシチリアを巡る旅③はこちら
 

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7月7日(水)続き

カターニア空港からINTELBUS社のバスで1時間15分ほどでシラクーザ(Siracusa)の鉄道駅前に到着です。片道大人一枚で5.70ユーロでした。

バスを降りて天を仰ぐと雲ひとつない真っ青な地中海の空の色。
シチリアに来たんだなぁと実感が湧いてきます。気温は30℃ほどでしょうか。うろおぼえ。

シラクーザはイオニア海に囲まれた美しい街。世界文化遺産にも登録されているそうです。新市街と旧市街に分かれていて、ホテルやレストランなど見どころはオルティージャ島と呼ばれる旧市街に集中しています。

今私たちがいる鉄道駅前は新市街のほうにあたるので、とりあえずオルティージャ島を目指し歩いてゆきます。

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新市街の街並み。濃いピンク、薄いピンクの綺麗な花が印象的な並木道です。海がすぐそばだからなのか、わくわくするような開放感がありました。


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10分ほど歩くと海が見えてきました!
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                             この橋を渡った先がオルティージャ島。


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海のすぐそばでメルカート(市場)を発見!町で開かれているメルカートを見て回るのも旅の楽しみのひとつです。

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見るからにフレッシュなバジルやイタリアンパセリがわさわさ~

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巨大なかぼちゃ。うしろの赤ピーマンも足の裏ぐらいのサイズ!


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目の前でカジキマグロ?の解体作業。迫力あります。

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魚がどーん。

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巨大カチョカヴァロ。

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フルーツも色鮮やか。

各お店から威勢のいい声が飛び交い、とても活気の溢れるメルカートでした。



しばらく町をぶらぶらしていると・・・

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碧い海!


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海水浴客でにぎわっていました。気持よさそうだったなぁ~。せっかく持ってきた水着はスーツケースの中・・・

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お昼はメルカート付近のレストランで。シチリアのランチ営業時間はだいたい13:00~15:00のようで始まったばかりの店内には、私たち以外にお客さんは1組だけ。

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暑いのでやっぱりビール!

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オリーブオイル(右)とバルサミコ酢(左)のコンディメントセットはどこのレストランでも出てきました。さすがオリーブオイルの一大産地だな~と関心。しかもこのオリーブオイルはポルコバッチョで販売しているカステル・ディ・レゴ・ヴェルデではないですか!これにはびっくり。地元のレストランでこうやって使われているんだーと思うとなんだかとても嬉しかったです。

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新鮮な魚介のマリネ。ビネガーでさっぱりした味付けでした。

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夫が注文した魚介のタリアテッレと、

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私が注文した魚介のリゾット。なんだこれは~美味しすぎる!魚介の濃厚なダシ!両方とも美味しすぎて気絶するかと思いました・・・。

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魚介のグリル。素材が素晴らしので、シンプルな調理法が一番です。

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あ~おなかいっぱい!しょっぱなからこの満足感、シチリアの食事にいやでも期待が膨らみます!


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レストラン情報
◆Ristorante Il Porticciolo
Via Trento n°22 Siracusa
TEL. 0931 61914

海のすぐそばということもあって新鮮な魚介を
リーズナブルな値段で楽しめるレストラン。
サービスも気さくでした。




⑤に続く・・・
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by porca | 2010-07-18 22:56 | シチリアの旅'10 | Comments(2)

2010 夏のシチリアを巡る旅③

夏のシチリアを巡る旅②はこちら


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7月7日(水)

時差ボケで夜中になんども目が覚めつつ朝4:00に起床。

ホテルをチェックアウトし、5:00に予約しておいたシャトルバスに乗り込みフィウミチーノ空港へ。スーツケースがないから移動はすごくラクチンです。良いのやら悪いのやら・・・。

ここからは7:05発Blu-expressの飛行機で、シチリアのカターニア空港を目指します。

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日本ではまだほとんど知られていないですが、Blu-expressはイタリアの航空会社です。イージージェットやライアンエアーなどと同じ格安航空会社(LCC:ローコストキャリア)。機内サービスや運航に関するコスト削減を徹底し、格安で利用することができることが最大のメリットです。

今回の場合、純粋なチケット代としては片道大人一人あたり驚きの0.3ユーロ!日本円で30円ちょっとという駄菓子並の安さです!それに空港税や燃油サーチャージ、クレジットカード決済料などが加わりトータル29.99ユーロになるのですが、それでもアリタリア航空などの国内線に比べると激安です。

ちなみに価格は平日・土日、時間帯によっても変動します。安ければ10ユーロ代で乗れてしまうなんて時もあります。

デメリットとしては1日に2,3便しか飛んでいなかったり、国によっては移動に凄く時間がかかる超マイナーな空港に発着したり、飲み物や食事が有料、預け荷物が有料(Blu-expressは15kgまでは無料。それ以上の超過料金は1kgにつき7ユーロ)などなど。

それを差し引いても安くで利用することができるので、EU内の移動や今回のような国内の移動時にとても重宝しています。1,2時間のフライトで飲み物や食事などむしろいらないですしね。

つい最近日本でもANAがLCCを設立する方向で検討しているとニュースになっていましたが、早く実現すれば利用する側としてはとても嬉しい話です。


さて、話を戻して、定刻どおり飛び立った飛行機は到着予定時刻より15分も早くカターニア空港に着陸。およそ1時間ちょっとのフライトでシチリアまでやってきました!早い。本当にここはイタリアか?Blu-express、初めての利用でしたが普通に良かったです。ちなみに座席は指定ではなく自由席でした。


 フィウミチーノ空港にあったエスプレッソの自販機。e0183845_2352137.jpg     モカチーノは1ユーロ。本格的な味。e0183845_2371919.jpg



さあ、こぢんまりとしたカターニア空港を出て少し離れたバスターミナルでシラクーザ行きのバスを待ちます。


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◆Blu-express
ホームページはこちら(英語/伊語)

チケットはホームページ上で購入できます。
購入手続きが完了すると、登録したメールアドレスに
Confirmation(予約確認書)が送られてくるので、
それをプリントアウトして持って行きます。要はe-ticketの事。
チェックインの時にパスポートと一緒に渡しましたが、
全く見ていませんでした(笑)




④に続く・・・
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by porca | 2010-07-17 01:25 | シチリアの旅'10 | Comments(0)

2010 夏のシチリアを巡る旅②

夏のシチリアを巡る旅①はこちら


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7月6日(火)

出発の朝は4:00起き。興奮のせいかほとんど眠れないまま支度をし、三宮6:00発のリムジンバスで関空まで向かいます。今にも降り出しそうなどんより曇り空。ちょうどバスが出発したころに雨が降ってきました。ラッキー!

7:00に関空に到着。まだ出発の2時間半前ということもあってチェックインカウンターは今開いたばかり。私たちが一番のようでした。早々にチェックインを済ませ、小腹が減ったのでレストランエリアの杵屋で朝ごはんタイム。海外へ飛び立つ前は不思議とうどんやそばが食べたくなるんですよね。

本屋やコンビニをウロウロしているうちにいい時間になってきたので出国審査をして搭乗ゲートへむかいます。

9:30発中国国際航空(以下、CA)でまずは乗り継ぎ地の北京へ。
3時間ほどで北京首都国際空港(以下、PEK)に到着です。


ここでちょっとしたハプニングが。飛行機を降りて、トランスファーに向かう最中に携帯電話を取り出そうと思ってカバンの中をゴソゴソ・・・ゴソゴソ・・・

あれ?ない?!ケータイが、なーい!!

少しパニックになりながら慌てて飛行機に引き返し、入り口に居たキャビンアテンダントに「携帯電話落としました!たぶん座席の下に・・・」と伝えると探しに行ってくれてすぐに見つかりました。あぁよかった!

着陸の衝撃で座席の下に置いていたカバンの中から滑り落ちてしまったようです。気をつけねば。(後から考えると、この出来事がこれから起こるハプニングの連鎖を暗示していたような気がします。)

お礼を言って、トランスファーエリアに急ぎます。でもこれがものすごく遠い。PEKは巨大空港ターミナルだということは知ってはいたのですが、想像以上の広さです。空港自体は新しいのか、モダンなデザインで関空より綺麗でした。入国審査も長い列で時間がかかり、2時間あった乗り継ぎ時間も搭乗ゲートに着いたころには結構ぎりぎりに。


いよいよここからが本番。13:40発のCAでローマに向け10時間もの長旅の始まりです。

機内はパーソナルテレビがついていて、思っていたよりも快適でした。ただ機内食はう~ん、いまいち。中国の燕京ビールはスッキリしてて美味しかったです。フライト中はひたすら読書→睡眠→読書の繰り返し。

18:40、ようやくローマ フィウミチーノ空港に到着です。


さて、Baggage claimで預けたスーツケースが出てくるのを待つ私たち。まだかな~遅いなぁー。関空でチェックインが一番やったから、荷物は一番奥に入れられてて最後にでてくんのかな?なんてのんきな事を言っていたのですが、15分、30分、待てど暮らせど出てくる気配なし。

これはもしかして・・・?と思い始めたころ、すでに同じ飛行機に乗っていた人たちはみーんないなくなって、私たちだけに。ついには違う飛行機からの荷物がターンテーブルに回り始めてしまったのです・・・
えーっウソでしょ??ないの?もう出てこないの?

そうなのです、まさかのロストバゲージに遭ってしまったのでした・・・

ロストバゲージは二人とも初めての経験。
とにかくすぐそばのLost and Foundの窓口へ行き、そこにいた目つきの悪いおじさんに荷物が出てこないことを伝えます。Baggage claimの半券を見せるように言われ、スーツケースの色やサイズを聞かれて、おじさんはパソコンとにらめっこ。

出てきた答えは、「あなたの荷物はどこにあるかわからない」

えっと・・・行方不明ってことですか(^_^;)

愕然としていると、今後の滞在先を教えろと言われたので、宿泊先のホテル名と住所、電話番号が書いてある自作の日程表を見せると(←今回これが非常に役に立ちました)、おじさんの顔がみるみる渋い表情に。

そうなんですよね…なぜなら私たちは明日から5日間ほぼ毎日シチリアを転々とするから。仮に荷物が見つかったとしても、海を超えてピンポイントで届けるには難しすぎるのです。(日本ならまだしもここはイタリア)。

そこでおじさん、今度は我々の日本の住所と携帯電話の番号を書けと。最悪、もう日本に送り返すしかないようです。本当にそんな事になったらスーツケース持ってきた意味まるでなし。

遅延証明の紙切れを渡され「とにかく荷物が見つかったら電話するから。そっちも何かあればここに書いてあるオフィスの番号に電話して」と言い残し、その目つきの悪いおじさんはさっさと次のお客さんへ。

二人してガックリ。。。なんて幸先が悪いんだ~。いったいどこに行ってしまったの?荷物・・・。でも、もうここにいてもどうしようもないので、空港のカフェでパニーニと飲み物を買って今日の宿泊先Hilton Garden inn Rome Airportに向かうことにしました。

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こちらのホテルは空港から4kmほどの場所にあり、空港⇔ホテルを無料リムジンバスで送迎してくれます。

バスに乗って10分弱でホテルに到着。ロビーは開放感に溢れお洒落な雰囲気。ちょうどワールドカップの準決勝オランダ-ウルグアイ戦をやっている時間で、みんなロビーの大画面テレビに夢中の様子。レセプションのお兄さんは爽やかでとてもフレンドリーないい人でした。気分的にちょっと救われる。

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部屋もすごく綺麗でベッドもふかふか。でも着替も洗面用具も何も無い私たち!あ~悲しすぎる。

シャンプー&リンス、石鹸はホテルにあったので良かったのですが、一番困ったのがメイク落としとコンタクトレンズの保存液。手荷物にしておいたレンズ保存容器に保存液を入れておいたので、なんとか今日一日は助かりましたが明日は絶対に買わなければ。

明日も4:00起きなので、シャワーを浴びてすぐにおやすみなさい。。。


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ホテル情報
◆Hilton Garden Inn Rome Airport
ホームページはこちら(日本語)

フィウミチーノ空港から至近距離で無料送迎もあるので、
夜遅く到着したときや乗り継ぎのために泊まる場合などに
とても快適に過ごすことができるホテルだと思います。
分かりづらいシャトルバスの乗り場もホームページ上で
写真付きで丁寧に説明されていたので、プリントアウトして持っていきました。




③に続く・・・
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by porca | 2010-07-16 19:01 | シチリアの旅'10 | Comments(0)